孫姫をたずねて爺婆の東海道53次珍道中記

=東京の孫娘に会いたくて京都三条大橋からお江戸日本橋まで5年かけて歩いています=

(金婚式で決意したこと・東海道53次を歩こう)
18日に結婚して50年の「金婚式」を迎えた
東京の監査法人で超多忙な日々を送っている息子とお嫁さんと
生後半年になったばかりの孫姫ちゃんが招いてくれて
たった5人だけのささやかな記念日を祝ってくれた

かわいい孫姫を真ん中にして
思いもしていなかったひとときを過ごすことができて
しみじみと家族のすばらしさと絆の強さを感じた

息子が予約をしてくれた銀座の「うかい亭」という
鉄板焼きの店でてともおいしい料理を味わった
調理してくれたシェフに何かの記念ですが?と聞かれて
「金婚式」の記念日と話したら写真を撮ってくれた

お祝いのメッセージを添えた立派な額にして贈ってもらい
チョコレートでメッセージを書いた皿まで用意してくれた
玄関でも写真を撮ってもらうなど心のこもったサービスに感動した

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思えば必死で生きてきた50年だが
「なんとかなる」と明るく前向きに生きてきたことが
ここまで続いた秘訣だろうと思う

息子夫婦がタンブラーを贈ってくれた
山より谷が多かった50年も過ぎてみると幸せが待っていた
生涯忘れられないすばらしい記念日になった

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古い仲間に祝ってもらった13日の誕生日には
将来の夢を描いた宝地図を発表したが
5年後の80歳の誕生日には
東海道五十三次」を完歩していたいと話した

息子夫婦にその話をしたら反対しなかったので
「したい」から「する」と決めて
5年前の70歳の誕生日に京都からゴールした日本橋へ行った

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http://www.human-dy.com/tokaido-53.html

日本橋東海道の起点となる道路標示前で孫姫を抱いて
5年後の5歳になっている時ここで会うと約束した
東京オリンピックの年、4月13日の80歳の誕生日だ

あの70歳でゴールをした時の体力と
10年後の80歳でゴールをする時の体力では違いすぎて
困難が待ち受けていることは覚悟の上

まさに冒険!
あの時でもしんどかった箱根峠をどうして超えるか?
それでもイメージではもう歩いている

あこがれの人で冒険家の三浦雄一郎さんも
80歳でエベレストの登頂に成功した
やってやれないことはないはず

「夢」は止められない

孫姫に「伝説の爺」のチャレンジ精神を残したい
「金婚式」の日に新たなスタートが始まった
冒険も最初の一歩からだ!
(孫姫のよだれかけはカープのグッズ、大きいけどもうカープ女子)