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第13回「岡崎宿」→「藤川宿」→「赤坂宿」
二日目は岡崎宿の西本陣角から午前8時46分スタート
天満通りを東へ藤川宿、赤坂宿を目指してすすむ
天満通りには東海道にちなんだモニュメントが道の両側にたくさんある
これを観て歩くだけでも楽しい
人影のない道を昨日の27曲りの続きをすすむと岡崎27曲りの
東の出入口のモニュメントへ、東から来るとここが岡崎宿の入口になる
東海道に行くと最初に出会う神社には必ず参拝をして無事を祈願するのが
ランさんの流儀で大平八幡宮へ立ち寄った
天気よし、昨日の疲れもなし、相棒もしっかり歩いている
以前はなかったコンビニで弁当とおやつを仕入れてこれで一安心
江戸から80番目の大平の一里塚を通過し乙川を渡る
今日のコースも8年前の記憶がしっかりと残っていて道を探す必要はない
楽しみにしていた藤川の松並木に到着した
前回の記憶から東海道でもっともきれいな松並木はここ藤川だと思う
写真を撮っていたら東から東海道を歩いているという男性と出会った
向こうから写真を撮りましょうと二人を撮ってくれた
後で確認したところなぜか真っ黒、撮れていなかった、残念・・・
8年前は小さな石碑のみだった本陣跡に立派な藤川宿のモニュメントが
立っていたのには驚いた
通り合わした年配の男性に訪ねたらいろいろ説明をしてくれた
この男性の先祖はこの宿場で旅籠屋をしていたそうだ
講義?を聞き終えて昼食をしていたら午後1時前になっていた
ここには法蔵寺という徳川家康が幼少時代に過ごしたお寺がある
新撰組の近藤勇の首塚もあるのでおやつ休憩を兼ねてお参りした
藤川を過ぎると国道1号線と名鉄と東海道が並行する直線が続く
途中で岡崎市から豊川市に入る
ひっきりなしに行き交う名鉄のおなじみの赤い車両が元気づけてくれる
CARPと描き込んだら広島のカープ列車に早変わりしそう
前回、苦労した田舎道の東海道もちゃんと覚えていた
さすがに背中の二日分の荷物が重くて休憩しながらすすむと
8年前の誕生日に撮影をした石碑の前に来たので記念撮影した
なつかしいね
すでに陽も山に入りうす暗くなり始めた赤坂宿資料館についた
前に来た時はまだ営業していた旅館大橋屋もすでに閉ざされていた
手入れをしないと崩れてしまいそう
前回のゴールが4時15分、今回が4時3分前
スタートもほぼ同じだったからよく頑張ったんだ
もっとも道を探す必要がなかったのでそれを思うとスローペースだった
ここまでの歩数 37,336歩
前回8年前歩数 33,600歩
最寄り駅の名電山中駅から4時29分に乗り名古屋駅へ
前回も同じ4時29分の電車に乗っていた
こうして1泊2日の東海道53次歩きは予定通り完歩した
39知立宿 → 38岡崎宿 → 37藤川宿 → 36赤坂宿
少しずつ 日本橋に近づいているがまだ3分の1
相棒が“遠いね”とつぶやいていた
“そうや、これからが本番と思ったほうがいい”と答えた
次回は来年3月、御油宿から豊橋市吉田宿まで早春の東海道を歩く
暖かくなるまでしばらくはお休みだ
今日で149歳の爺婆隊のウォーキングは終了して
1週間後には150歳の新生爺婆隊として歩くことになる
どこまで記録を伸ばせるか・・・足も生涯現役でいたい
2日間の東海道遠征で足にどの程度の疲れが出ているのやらと
起きると相棒に聞いたら別に気になるほどのことはないという
こちらも少し動いたらすぐいつもの状態でまったく影響はなし
足には感謝、感謝、ほんとうにありがたい
スマホのアプリで2日間の歩数を確認したら
5日が43,336歩 6日が40,106歩
合計 83,442歩 (東海道だけでなくその日のすべての歩数)
歩幅が狭い相棒の歩数はもっと多いはずだからよく歩いたもんだ
一度は寝たきり生活を経験した相棒がウォーキングで復活したのが
3年前になるが歩き始めてからすっかり変わり元気になった
歩けることで自信がついたのだろうと思う