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東海道53次を2年歩いて・・・
ありがとうございます。77歳のひとりごと!
お江戸日本橋で待つ孫に会いたくて
夫婦で東海道53次の京都三条大橋をスタートして
今日でまる二年になった
ウォーキングの経験が浅い相棒がどこまで歩けるやら
合計147歳のコンビで
行かれる所まで行ってみようと冒険に出る心境だった
そして2年たち先日の77歳の誕生日翌日に
とうとう静岡県浜名湖畔の新居に到着した
正直なところよく歩いたと思う
新幹線に乗れば京都→浜松をひかりで1時間20分
それを2年もかけて・・・
時間を無駄にしていると思われるかもしれない
しかし新幹線では得られない尊い時間を得ている
夫婦だけの街道ではじっくりと話しができる
街道の春夏秋冬をすでに二回も味わいながら歩いた
研修でその話を写真付きで披露すると
夢や目標設定に積極的に取り組んでくれる
意外と若い人がすごい!と言って驚いてくれる
言葉で上から言うのは簡単だが
やっている姿をわかりやすく見せるのは難しい
自分もやっているから一緒にやろうと言えば話は早い
人生は一歩踏み出すことで始まり
踏み出せなくなったら終わる
高齢者の人の励ましになればいいと思っている
人それぞれの人生の生き方があるが
ランさんの生き方は一歩一歩のこつこつスタイルだ
これで77まで来たのだからいまさら変えられない
まだ半分以上もある街道を3年かける
はたして日本橋にゴールできるか
途中で挫折したり命尽きるかもしれない
息子夫婦がそんな親をどう見ているか
孫が物心ついた頃に爺婆がいるかどうかもわからない
孫にはこのチャレンジを爺婆からの遺言にしたいと
息子には話してある
その思いを共有して爺婆は珍道中を続ける。