孫姫をたずねて爺婆の東海道53次珍道中記

=東京の孫娘に会いたくて京都三条大橋からお江戸日本橋まで5年かけて歩いています=

 

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第18回「見付宿」→「袋井宿」→「掛川宿」

8日、9日の二日間、4ケ月ぶりに東海道53次を歩いた
このところの気温の変化で腰痛の不安を抱えていったが
二日間、計画した通りの東海道を無事に歩くことができた

8日、前回ゴールの静岡県磐田駅からスタートした
磐田から東海道のど真ん中27番の宿場、袋井を経て掛川まで
9年前の2008年9月7日にひとりで歩い街道を今度は相棒と歩く

駅前でジュピロ磐田のマスコットのジュピロ君が迎えてくれた
朝早くから通りはお祭りの準備でただならぬ雰囲気に面食らう
この祭りは、袋井、ゴールの掛川まで延々と続いて驚いた

最初に遠江の守護神だった府八幡宮にお参りをして
かって遠江国分寺があった跡地を訪ねてみた
その時と現在の写真を並べてみると9年の歳月を感ずるね

見付宿の中でも目立つのが日本最古の木造洋擬風の旧見付学校、
急な坂道を上り東海随一の学問の神様、矢奈比売神社へもお参りした
立ち止まって案内板を見ている中年の男性がいたので声をかけた

東海道を歩いている人は雰囲気でわかるんだ
会社の休みを利用して京都三条大橋を目指しているという東京の人で
それもランニング、今年中にゴールしたいと言っていた

前回に苦労した阿多古山一里塚も覚えていて難なく攻略した
次の目的地の袋井宿までの道は覚えているので心配ないが朝から暑い
祭りの続く街道を歩いて大河ドラマでも出てきた古戦場の三ケ野へ

三ケ野については説明板の写真があるので見ていただきたい
真昼のかんかん照りの中を一号線に沿って磐田市から袋井市
家康が腰かけたという腰かけ石のある木原古戦場跡でひと休みした

第27番の袋井宿は日本橋からも三条大橋からもちょうど真ん中
学校まで日本の真ん中の小学校と売り出しているんだからすごい
東海道どまん中茶屋では9年前に一緒に写真を撮った茶屋の男性の
一人が亡くなっていたことを聞いた

茶屋を出ると曇ってきてに前回少し先の松並木で夕立に遭ったことを
思い出してやな予感がしたがい雨にはならなかった
袋井はいたるところに松並木があって歩くのにはいいところだと思う

4時を回ると日が傾き薄暗くなって祭り囃子が余計に耳にしみわたる
掛川の町に入るとさらに祭りはヒートアップして主な通りは通行止めだ
市内の繁華街、掛川駅前の通りは屋台が出て人でも驚くほど多かった

掛川に入るころから腰痛と左足に力が入らなくてスローウォークでがまん
せっかくだから祭りを楽しんで食事もしたかったが浜松のホテルへ急いだ
9日のことは予約したホテルで朝の様子をみることにした。

孫姫訪ねて爺婆の東海道53次珍道中
合計151歳最後の歩き記は明日に

今日の歩数 41,615