孫姫をたずねて爺婆の東海道53次珍道中記

=東京の孫娘に会いたくて京都三条大橋からお江戸日本橋まで5年かけて歩いています=

 

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第14回「赤坂宿」→「御油宿」→「吉田宿」→「二川宿」

77歳の誕生日を旧東海道で迎えました

汗ばむほどの上天気に恵まれた東海道にはまだ桜の花が残り
まるで誕生日を祝福してくれているようでした。

誕生日でわがじーばー(爺婆)隊の合計年齢は
今日で77+74=151歳になりました。

夫婦で東海道53次を歩く人は珍しくありませんが
夫婦で151歳の高齢者隊は珍しいと思います。
これでお江戸日本橋まで行けたらすごいと思います。

今回は13、14日の一泊二日で
初日は愛知県豊川市の赤坂宿をスタートし御油宿、
豊橋市の吉田宿、二川宿まで歩くことにしました。

公式距離はちょうど21km
迷ったり寄り道したりすることも想定して25kmくらいか
二日目は二川宿から静岡県に入り湖西市の新居宿まで歩きます。

初日、名電赤坂駅下車、赤坂宿をスタートすると
すぐ御油の国の天然記念物の松並木を歩きます。
この松並木は9年前に歩いた時とは景観が変わっていました。
うっそうと木々で茂っていた行く手の左側の松並木が
きれいに整備をされ公園になっていました。

弥次さん、喜多さんがこの松並木でキツネに化かされたとか
赤坂、御油は宿場間が短くて客の取り合いをする遊女でにぎわったとか
ちょっと街道から回り道して川沿いの満開の桜並木を歩いてみました。

御油から豊橋の吉田宿までの道は暑いくらいで水補給が続きました。
日陰をさがして神社の境内でコンビニ弁当、
あらかじめ設定した1時間おきの通過場所のチェックと
前回の記録でこれから行く道の確認をします。
相棒には歩いた距離とこれから行く距離、時間を伝えます。
とくに時間管理は大事でペース配分には気をつけます。

道中では至る所で桜の花がまだ残っていて
まるで誕生日を祝福してくれているようで
疲れも癒されながらウォーキングには最高でした。

豊川放水路を渡ると豊橋市内が見えてきて
さらに豊橋を渡ると豊橋市内に入ります。
前回歩いて気に入った豊橋は落ち着いた宿場町の風情が
残っています。

相棒の歩きに疲れが見えてきたので公園で休憩しながら
今日は豊橋止まりにするか予定通り二川まで行くか確認
頑張って二川まで行くというので予定通り行くことにしました。

二川まではあと8Kmほどのコースと時間を確認して
ゆっくり歩いて6時頃にゴールすることにしました。
疲れてくると休むと最初の一歩がしんどくなるんです。

前回宿泊したホテルの前を通り吉田本陣前を素通りして
ちんちん電車を追って写真を撮りながらすすんでいたら
おや、ここは?

とんでもないところへ行っていました。
元に戻って歩きなおしましたが相棒は足の裏が痛いらしい
この区間は上り下りが続くので一層つかれるんです。
こちらもリュックが重くて椎間板ヘルニアの後遺症か
腰痛がきつくなってきて超スローウォークに替えました。

今夜は豊橋泊りなので急ぐことはないとゆっくり歩いて
日没寸前のJR二川駅にやっと到着!
ほぼ予定通りの6時4分でした。
新幹線と東海道線が並行して走る二川駅からの
すばらしい夕日が疲れをいやしてくれました。

JRで豊橋へ戻り駅前のホテルに入って少し休憩をして
夜の部は駅前の店で相棒が誕生祝いの御馳走をしてくれた

孫の話、自分たちのこれから老後のこと、話はつきない
旅に出るとたった二人だけの大切な会話の時間になるんです。
約42000歩、相棒は歩幅を小さくして48000歩
これだけ歩けるのだからありがたい。

最初に完歩した東海道53次はひとり歩きを通しましたが
今回はここまで二人でよく歩いてきました。
77歳の誕生日ウォークは素敵な思い出を創ってくれました。

二日目は明日、投稿します。

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